最新アンチエイジング療法の発信源
151・オルソクリニック銀座(東京都中央区)
超高齢社会の下では、健康長寿が望まれる。いつまでも心身の健康を保つには、ホルモンのバランスを保つことが必要だ。しかし、ホルモンは20歳前後をピークに減っていき、徐々に老化現象を引き起こしていく。オルソクリニック銀座は、患者の減ってしまったホルモンを補充し、崩れたバランスを取り戻すことで、加齢による衰えを防ぎ、若返りを図る「ナチュラルホルモン補充療法」と、サプリメントを中心とした「栄養療法」を行っている。前者は脳機能の向上にも効果があるという。
ホルモンは体のいろいろな機能を調整したりコントロールしたりする物質の総称だが、ナチュラルホルモンは人間の体にあるホルモンと化学的に全く同じホルモン、つまり「体にとってナチュラルなホルモン」のこと。世界アンチエイジング学会や米国アンチエイジング学会では高い評価を得ている最先端の療法だ。 ホルモンは100種類以上あり、体内の体温や生殖、成長、老化、免疫システムなどを精緻にコントロールしている。副作用を起こさないためにも、藤森徹也院長は「体の中のいろいろなホルモンがどう関係しているかをよく理解した専門医の下で受診してほしい」と話す。
同クリニックの患者は中高年がメインだが、ストレスにより心身が疲れている20~30代も少なくないという。 クリニックの名称にある「オルソ」は「整える、ひずみのない、正しい」を意味するギリシャ語。体の内側から健康にするための医療を提供してきたオルソ・マシキマス表参道クリニックと、慢性疲労やうつなど心身のアンバランスを調整するための医療・セラピーを提供してきたオルソ心療内科クリニックを統合し、2015年6月にオルソクリニック銀座として開院した。同クリニックは、少量の血液にO₃(オゾン)を混ぜて体内に戻す「血液クレンジング」や、体内の有害ミネラルを取り除く「キレーション療法」など最新の医療技術に、充実したセラピストやカウンセラー陣によるメンタルケアを組み合わせ、「アンチエイジング医療」「予防医療」を提供している。
さらに、日本で唯一となる、ホルモン剤を身体に埋め込む「ナチュラルホルモンペレット療法」を今年4月から導入している。 藤森院長は「ナチュラルホルモン補充療法をもっと広め、活用してもらうことで、多くの中高年にいつまでも元気に過ごしてもらいたい」と話す。
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