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無責任で違法な経営を続ける富士薬品・高柳昌幸社長

 不動産転がしと巨額の不良債権、不動産取引担当の元専務の自殺、国税局から指摘された約5億円の所得隠し──。弊社でも何度か、富士薬品の闇を報じてきた。社員の間でも不安と動揺が生じているようだ。
 編集部にこのほど、同社の社員から高柳昌幸社長の経営姿勢に対する内部告発があった。それは、多額の残業代の不払いに対する開き直りと、総務部への責任転嫁である。高柳社長は昨年5月の朝礼で次のように発言したという。
 「残業代の未払いが全国で合計11億5000万円ある。払える資金はなくはないが、そのようなサービス残業の風習を作り上げた総務部に責任がある」
 経営者として無責任極まる発言だ。内部告発によると、社員は経営に不安を感じ、有能な人材は役職を問わず転職している状況が加速しているという。
 事実を確認するため同社に取材を申し込んだところ、「事実無根の内容であり、お問い合わせにはお答えしかねます」との回答がファクスされてきた。
 同社が不動産投資にのめり込んだのは、高柳社長の父親の貞夫氏(現・名誉顧問)が社長時代だった。その貞夫氏は現在、認知症だといわれている。もともと薬剤師で、同社の研究所や工場を担当していた高柳社長には、グループ会社を多数従える同社の経営トップとしてのかじ取りは荷が重いのかもしれない。
 置き薬からスタートし、一代で同社を総合医薬品企業に育て上げた貞夫氏に相談ができない中、経営はコンサルタント頼みだという。残業代の不払いを禁じた労働基準法を守るといったコンプライアンスや、残業時間をなくすための業務の見直しや改善は経営者の決断次第であるといったことも、高柳社長は頼みのコンサルタントから教わるべきであろう。

2011年4月 8日 16:48 | その他・富士薬品・経済

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