企業スキャン~富士フイルム~
◎本社・東京都港区赤坂9-7-31
◎代表者・古森重隆(代表取締役社長・CEO)
【最終黒字】4月末、2011年3月期の連結最終損益が600億円の黒字になる見通しと発表。前期に計上の1400億円強の構造改革費が今期
は250億円に減少。医療や事務機部門の業績が改善する見込み。【構造改革】00年代以降、デジタル化が急激に進行。カラー写真フィルムの世界総需要は00年をピークに年率20%の割合で激減。05~06年にかけて構造改革に取り組む。一方で新たな成長戦略の一環として重点事業分野を策定。メディカル・ライフサイエンスはその一つ。07年に売上高2兆8468億円、営業利益1497億円でともに過去最高を記録。08年秋以降の不況で低迷。さらなる構造改革に邁進。【本誌コメント】医薬品部門の売上拡大を狙うも、子会社メディカルとの現場での混乱が日常化している情報を弊社に持参する幹部あり。今後、総合医療企業を目指すも、医療界との人脈の欠如は如実に数字に表れるだろう。医療や健康を志向する経営と現場にきしみはないか。「構造改革は順調に推移している」(広報部)。今後も取材を続ける。
2010年6月23日 12:08 | 企業スキャン・医薬品メーカー・富士フイルム


