歯科医・衛生士の主張に「待った」 「歯磨き剤不要論」に神経尖らす業界
「健康」ブームの余波は思いもかけない業界にまで及んでいた。歯の健康への関心が高まり、1日に2回歯を磨く習慣を持つ人が統計では63%を超えた。歯磨き剤の売り上げは堅調だ。歯磨き粉や練り歯磨き、半練り歯磨きを加えた歯磨き剤全体の売上高は699億円(2008年)と、前年度比3.1%増。
そんな中、歯磨き製造各社が加入する業界団体・日本歯磨工業会では「歯磨き剤不要論」に神経を尖らせている。同会は毎年6月の「歯の衛生週間」を機会に歯磨きの重要性をキャンペーンしている。同会が懸念しているのは一部歯科医師や歯科衛生士の主張だ。「歯磨きは文字通り『磨く』のではない。歯と歯肉をブラッシングし、歯間ブラシやデンタルフロスで歯と歯の間に挟まっている食べ物のかすを除去すること。歯磨き剤は不要だ」と唱道する向きが目立ち始めている。
歯科医や衛生士は患者に歯の磨き方を直接伝授する立場にあるだけに影響は甚大。このまま歯磨き剤不要論が高まれば、売り上げダウンは必至の情勢だ。
メーカー各社は歯間ブラシ分野へ進出を図り、口中を洗う口腔洗浄剤を強化して防戦に努めている。一方では歯磨き剤の宣伝でもっぱら「歯周病予防」効果を訴え、消費者離れの食い止めを図っている。
そんな中、歯磨き製造各社が加入する業界団体・日本歯磨工業会では「歯磨き剤不要論」に神経を尖らせている。同会は毎年6月の「歯の衛生週間」を機会に歯磨きの重要性をキャンペーンしている。同会が懸念しているのは一部歯科医師や歯科衛生士の主張だ。「歯磨きは文字通り『磨く』のではない。歯と歯肉をブラッシングし、歯間ブラシやデンタルフロスで歯と歯の間に挟まっている食べ物のかすを除去すること。歯磨き剤は不要だ」と唱道する向きが目立ち始めている。
歯科医や衛生士は患者に歯の磨き方を直接伝授する立場にあるだけに影響は甚大。このまま歯磨き剤不要論が高まれば、売り上げダウンは必至の情勢だ。
メーカー各社は歯間ブラシ分野へ進出を図り、口中を洗う口腔洗浄剤を強化して防戦に努めている。一方では歯磨き剤の宣伝でもっぱら「歯周病予防」効果を訴え、消費者離れの食い止めを図っている。
2009年9月 1日 00:00 | 未確認情報・歯科


